車を売却するときには少しでも高い値がついて欲しいと思うものですよね。
そのために車をせっせときれいに洗っておく人がいます。 でも車はきれいにした方が本当に売却査定に有利になるのでしょうか。
車売却その前に！査定の知識
あまり変わらない可能性が高い
「少しでも車の見栄えをよくして査定額を高くしてもらおう！」
そんな思いから洗車をするわけです。 車売却のノウハウを書いたサイトにも、「車はきれいにしたほうがいい」と書いてあることが多いですよね。 しかし、残念ながらその努力はあまり車売却の査定額に響かない可能性が高いのです。
車買取のときは年式、走行距離、カラー、グレードといった様々な項目で査定をしていきます。 洗車やワックスをどんなに必死にやったからといっても、その車の売却時の価値が一時的にアップするということはないのです。 逆に細かな傷がたくさんある車の場合、ワックスをしたばかりに目立ってしまうなんてこともあります。
洗車やワックス程度では隠せない欠陥
車査定では、内装も大事なチェックポイントになっています。
少しでも売却時の査定額アップしたいなら、やはり内装もきれいにしておきたいものですよね。 でも、軽く車の中を掃除したくらいでは、内装のマイナスポイントをカバーできないかもしれません。
たとえば車の内装の場合、臭いやシートのシミなども売却査定に響いてくるポイントです。 長く使っているとどうしても臭いがついてくるのは仕方のないことですが、やはり独特の生活臭が染みついているとマイナスになります。
軽い生活臭くらいなら問題ないのですが、大きなマイナスになるのはタバコやペットの臭いです。 タバコやペットの臭いはとても頑固で、車内を掃除したくらいでは全くとれません。 その場合、内装の大幅な取り替えも必要になってくるので、売却時に大幅なマイナス査定に繋がる可能性があります。
洗車やワックスは無駄では無い
車を売却する前にせっせときれいにしたところで査定額がグンとアップすることはないのですが、決して無駄というわけではありません。
査定額が大幅にアップするわけではないものの、対応する査定スタッフの心証はよくなります。 きれいにしている車であれば大事にされている車、そして汚い車は手荒な扱いを受けている車と思われがちです。
手荒な扱いをしていると思われると、その分チェックが厳しくなる可能性があります。 これだけ外見が汚くてひどいから、何か中身で重要な部分に欠陥を抱えてしまっているかも？と思われてより一層厳しくチェックされるということです。 手間暇かけて念入りにワックスをかけるまではしなくていいですが、最低限の洗車と内装の掃除ぐらいはしておいた方がいいでしょう。
また、普段から大事に扱って常に車をきれいにしていれば、それだけいい状態を保つことができます。 そのような扱いをしているオーナーの車であれば、売却の際の査定額もよくなるでしょう。 これから車を購入する人は、売却して買い取ってもらうときのことを考えて大事に乗りたいものですね。
車を売却するなら
自分は昨年末に車を買い換えました。
その時に新しい車を購入する自動車ディーラーに今まで乗っていた車を下取りしてもらうか、それとも中古車買い取り専門店に売却しようか悩みました。
実際に、下取りと売却で見積もりを出してもらったのだけど、中古車買い取り専門店に売却した方が良い査定価格が付くことが分かりました。 だから、中古車買取専門店で今まで乗っていた車は処分することにしました。
ここでわかったことは、自動車ディーラーはクルマの付属品は純正品しか見積もりを出してくれないという事です。 いくら高級なオーディオやカーナビを車に付けていても自動車メーカーの純正品じゃないと値段をつけてくれないので売却できないという事です。 大抵の車好きの方は、純正品じゃないパーツを車に付けていますよね。
だったら、自動車ディーラーで見積もってもらうよりも、中古車買い取り専門店で売却する方がお得ということになります。 これから車を買おうとしていて、今乗っている車をどう処分するか迷っている人は中古車買い取り専門店に買い取ってもらうことをお勧めします。
ちなみに今回は使わなかったけれど、ネットで査定してもらうのが一番いいそうです。 複数の会社に見積もりを依頼できるので、その中で一番いい所に売却すればいいわけですからね。
ネットならすぐに査定してもらえるので、とても便利だそうです。 もちろん詳しい売却の見積もりになったら実際に車を見ないとわからないでしょうけどね。
今回買った車はとても気に入っているので、長く乗るつもりでいます。 [追記]